○稲敷地方広域市町村圏事務組合消防吏員服制規則
平成21年6月9日
規則第11号
稲敷地方広域市町村圏事務組合消防吏員服制規則(昭和50年稲敷地方広域市町村圏事務組合規則第12号)の全部を改正する。
消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき，稲敷地方広域市町村圏事務組合消防吏員の服制を別表及び服制図のとおり定める。
付則
この規則は，公布の日から施行する。
付則(平成31年規則第4号)
(施行期日)
1 この規則は，平成31年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則による改正前の稲敷地方広域市町村圏事務組合消防吏員服制規則に規定された服制は，当分の間，改正後の稲敷地方広域市町村圏事務組合消防吏員服制規則により定められた消防吏員の服制とみなす。
付則(令和3年規則第5号)
この規則は，令和3年4月1日から施行する。
付則(令和4年規則第2号)
この規則は，令和4年4月1日から施行する。
付則(令和5年規則第1号)
この規則は，令和5年4月1日から施行する。
別表第1…制服関係
品名 | 冬制帽 | |
色 | 濃紺色 | |
製式 | 円形とし，前ひさし及びあごひもは，黒色革製とする。 あごひもの両端は腰の両側において金色金属製消防章各一個でとめる。 まちの両側に，はと目を付け通風口とする。 (女性)円形つば型とし，帽のまわりにりぼんを巻くものとする。 形状及び寸法は，服制図のとおりとする。 | |
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は濃紺色とする。 形状及び寸法は，服制図のとおりとする。 | |
周章 | 腰の周囲には，黒色のななこ織を巻き消防司令以上は蛇腹組金線及び蛇腹組黒色線を，消防司令補は蛇腹組黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 夏制帽 | |
色 | 紺色 | |
製式 | 円形とし，前ひさし及びあごひもは，紺色とする。 あごひもの両端は，帽の両側において金色金属製消防章各一個でとめる。 まちの両側にはと目を付け通風口とする。 天井の内側には，汚損よけを付ける。 形状は，冬制帽と同様とする。 (女性)冬制帽と同様とする。 | |
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は紺色とする。 | |
周章 | 帽のまわりに，紺色のなな子織を巻くものとする。 | |
品名 | 冬制服(上衣) | |
色又は地質 | 濃紺色の毛又は合成繊維の織物とする。 | |
製式 | 前面は折襟，胸部は二重とし，消防章をつけた金色金属製ボタンを三個二行に付ける。 ポケットは，左胸部分に一個，左右側腹部分には蓋付ポケットを各一個付ける。 左袖に指定のエンブレム台座，右胸部分に階級章台座をマジックテープのメスで縫い付けることとする。 必要により，消防長章台座をマジックテープのメスで縫い付ける。 形状は，服制図のとおりとする。 (女性)打合わせを右上前とするほかは，男性と同様とする。 | |
そで章 | 黒色しま織線一条に消防司令補以上は蛇腹組金一条を，消防士長は蛇腹組銀船一条を表半面にまとい，その下部に消防司令以上の場合には，金色金属製消防章を付ける。 形状及び寸法は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 冬制服(ズボン) | |
色又は地質 | 上衣と同様とする。 | |
製式 | 長ズボンとし，両腰部分及び左右後方に各一個のポケット付きとする。 左後部ポケットにはボタン留めを付けることとする。 (女性)長ズボン，スカート又はキュロットスカートとする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 夏制服(長袖上衣) | |
色 | 淡青色 | |
製式 | 前面はシャツカラーの長袖とし，淡青色のボタンを一行につけるものとする。 左袖に指定のエンブレム台座をマジックテープのメスで縫い付ける。 肩章は外側の端を肩の縫目に縫い込み，襟側を淡青色のボタン一個でとめることとする。 形状は，服制図のとおりとする。 (女性)打合わせを右上前とするほかは，男性と同様とする。 | |
品名 | 夏制服(半袖上衣) | |
色 | 淡青色 | |
製式 | 前面はシャツカラーの半袖とするほかは，夏制服(長袖上衣)と同様とする。 (女性)打合わせを右上前とするほかは，男性と同様とする。 | |
品名 | 夏制服(ズボン) | |
色 | 夏制帽と同様とする。 | |
製式 | 冬制服(ズボン)と同様とする。 | |
品名 | 制服用ベルト | |
製式 | 黒色の合成皮革でバックル止めとする。 バックルには消防章を取り付ける。 | |
品名 | ネクタイ | |
製式 | 濃紺色を基調とした織物とする。 | |
品名 | 階級章 | |
製式 | 黒色毛織物又は黒色金属製の台地とし，上下両縁に金線刺繍を施し，中央に平織り金線及び銀色消防章を付けることとする。 階級章は，右胸部分に付ける。 ただし，消防長の職にあるものは，これを付けないことができる。 形状及び寸法は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 消防長章 | |
製式 | 銀の台地とし，金色線三条及び黒色線二条を配し，中央にいぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んだはめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は，階級章の上部に付ける。 形状及び寸法は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | エンブレム | |
規格 | 台地は紺色，樹脂製とし「稲敷」を上部中央に配する。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 雨衣(上衣・ズボン) | |
地質 | ナイロン製とし，撥水・防水及び透湿性に優れた防水透湿素材とする。 | |
製式 | 前面はファスナーで雨返しフラップ付きの開閉型とする。 ポケットは左右側腹部分に各一個，簡易収納機能を有したフード付きで収納袋を付けるものとする。 ズボンは，長ズボンでウエストにゴムスピンドルを挿入し，調整が可能であることとする。 背面上部に二行で「茨城」「稲敷消防」と反射材で標示する。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
別表第2…活動服関係
品名 | 活動服(上衣・ズボン) | |
地質 | 濃紺色の難燃素材の織物とする。 襟，肩及び背面上部の一部にオレンジ色を配する。 通気性，耐久性及び静電気防止性能を有するものとする。 | |
上衣 | カッター襟の長袖とする。 前立てファスナーマジック三箇所止めとする。 左右アウトポケットは，雨蓋付きのマジック止めとする。 襟口ファスナーは水かき付き，左袖にはペン差しを付けることとする。 肩章外側の端を肩の縫い目に縫い込み，襟側を濃紺色のボタン一個で留めることとする。 背面上部に三行で「茨城」「稲敷消防」「INASHIKI F.P.D.」と標示する。 階級章，名札台は，左右胸部分のポケット雨蓋付け根中央部にマジックテープ(メス)を四方縫いし取り付け，名前の刺繍色は銀色がかかった灰色とする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
ズボン | 裾シングルのタック付き長ズボンで，前面中央をファスナー開きとする。 両もも及び後ろ左右に切り込みポケットを各一個付け，後ろ左ポケットはボタン留めとする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | キャップ | |
地質 | 濃紺色の合成繊維(難燃性)織物とする。 | |
製式 | アポロキャップ型とする。 前ひさしには，木の葉を形取った金色の刺繍を施す。 前面中央には金色で「FIRE PROTECTION DISTRICT」と銀色で「INASHIKI」と刺繍を施す。 腰の後部に締め付けを付けることとする。 | |
品名 | 作業ベルト | |
製式 | 濃紺色のナイロン製とする。 バックルは金属製とし，留め金はダブルピン止めとする。 | |
品名 | ヘルメット | |
色又は地質 | 白色とし，焼付塗装でクリアー仕上げとする。 繊維強化プラスチック又は堅ろうな材質で，外面は滑らかであることとする。 | |
製式 | かぶと型とし，頭部の振動を防ぐ装置として内部にポリエチレン製のハンモック及び発砲スチロール製の衝撃吸収ライナー付きヘッドバンドを付けることとする。 あご紐は合成繊維とし，調整金具及びあごあて付きとする。 内蔵型顔面保護シールド付きも可とする。 前面中央に消防章をかたどったシールを貼ることとする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
周章 | 帽の外周に階級を表示する一条ないし三条の赤色反射線を付ける。 階級周章は，服制図のとおりとする。 | |
標識 | 帽の両側面には，黒色「稲敷消防」のステッカーを貼ることとする。 | |
品名 | 皮手袋 | |
色又は地質 | 白色で皮革製又は合成繊維製とする。 | |
品名 | 災害用手袋 | |
色又は地質 | 紺色又はオレンジ色のケプラー繊維製で内部防水型とする。 | |
品名 | 感染防護衣(上衣・ズボン) | |
色又は地質 | 紺色と水色を配したナイロン製とする。 | |
製式 | 上衣は，前面ファスナーで雨返しフラップ付きの開閉型とする。 右袖にマジックテープ(メス)で名札台，左袖にはペン差しを付けることとする。 ズボンは，長ズボンで裾口上部に反射材を付ける。 左胸部と背面上部に二行で「INASHIKI」「F.P.D.」と反射材で標示する。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
別表第3…救急服関係
品名 | 冬救急服(上衣) | |
色又は地質 | 明るい灰色で，ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用したピケ織りとする。 | |
製式 | 台襟付きシャツカラー白の替え襟付き長袖とする。前立て比翼式ファスナー，左右胸部分にひだ付雨蓋ポケットを各一個，左袖にペンライトポケット付きとする。 左胸部のポケット上部に，「稲敷広域消防本部」と紺色で刺繍する。 階級章，名札台は，雨蓋付け根中央部にマジックテープ(メス)を四方縫いし付けることとする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫込み，反射肩章覆い差込襟側を灰色のボタン一個で止めることとする。 | |
品名 | 冬救急服(ズボン) | |
色又は地質 | 暗い灰色で，ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した織物とする。 | |
製式 | 長ズボンとし，両腰部と左右後方に各一個のポケットを付けることとする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 夏救急服(上衣・長袖) | |
色又は地質 | 明るい灰色で，ポリエステルと羊毛を使用した織物(トロピカル)とする。 | |
製式 | 長袖とし，その他は，冬救急服(上衣)と同様とする。 | |
肩章 | 冬救急服と同様とする。 | |
品名 | 夏救急服(上衣・半袖) | |
色又は地質 | 夏救急服(上着・長袖)と同様とする。 | |
製式 | 半袖とし，その他は，冬救急服(上衣)と同様とする。 | |
肩章 | 冬救急服と同様とする。 | |
品名 | 救急用ベルト | |
色又は地質 | 暗い灰色で，ポリエステルと羊毛との混紡糸を使用した織物(トロピカル)とする。 | |
製式 | 冬救急服(ズボン)と同様とする。 | |
品名 | 救急救命士病院研修用スクラブ | |
地質 | ポリエステルを使用した織物とする。 | |
製式 | 半袖とし，前面右胸部に二行で「INASHIKI」「F.P.D.」と白色で標示する。 | |
品名 | 救急用ベルト | |
製式 | 白色のナイロン製で反射糸入りとする。 バックルは金属製とし，留め金はダブルピン止めとする。 | |
別表第4…救助服関係
品名 | 救助服(上衣) | |
色又は地質 | オレンジ色の合成繊維(難燃性)の織物とする。 難燃ストレッチツイルとし，導電性繊維を使用する。 | |
製式 | 立体裁断及び立体縫製とし，襟は開襟で前面ファスナー付きとする。 前面左右胸部分に各一個のファスナー付きポケットを付け，肘部・前後身頃切り替え部・肩部は刺し入りとする。 袖口は水かき付きファスナーを付け，肩章は取り付けないものとする。 左上腕部にワッペン台座を取り付け，背面上部に二行で「茨城」「稲敷消防」と黒色で標示する。 階級章台及び名札台は，左右ポケット上の中央部にマジックテープ(メス)を四方縫いし取り付けることとする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 救助服(ズボン) | |
地質 | 上衣と同様とする。 | |
製式 | 立体裁断及び立体縫製でベルトループ付き，両サイドファスナー付アウトポケットには，マチ布を付けることとする。 膝・脇・後身・股下部は，刺し子加工とする。 裾はシングルのミシンタタキ仕上げで，内周に絞り紐を付け，かかとへの引っ掛けゴム付きとする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
別表第5…防寒衣関係
品名 | ジャンパー | |
色 | 紺色 | |
製式 | 前合わせファスナーには引き手を付け，フード付きとする。 前面両脇と胸部分に雨蓋付き袋ポケット，左上腕部にはペンシルポケットを付けることとする。 袖口は，風の吹き込みを防止するため，調整可能なマジックテープ付きとする。 形状は，服制図のとおりとする。 前面左胸部と背部に二行で「INASHIKI」「F.P.D.」と銀色がかった灰色で標示する。 | |
別表第6…Tシャツ関係
品名 | 長袖Tシャツ | |
製式 | 濃紺色の織物とし，丸首で吸汗速乾性に優れたものとする。 | |
品名 | 半袖Tシャツ | |
製式 | 半袖とするほかは，活動服用(長袖)と同様とする。 | |
別表第7…靴関係
品名 | 短靴(男性用) | |
製式 | 黒色の皮革製とする。 | |
品名 | 短靴(女性用) | |
製式 | 黒色の皮革製，ローファータイプとする。 | |
品名 | 短靴(安全靴) | |
製式 | 黒色の皮革製とし，樹脂製先芯入りとする。 | |
品名 | 編上靴 | |
製式 | 黒色の皮革製とし，片脇ファスナー付きとする。 靴底内部に踏み抜き防止板を挿入する。 踵背部にオレンジ色の反射テープを縫いつけることとする。 | |
別表第8…防火衣関係
品名 | 防火衣(上衣) | |
地質 | 濃紺色又はオレンジ色の難燃繊維とする。 | |
製式 | 一枚襟バンド付きとする。 脱着式の内衣を設け，両脇内側及び背中上部に保冷剤用内ポケットを取り付け，マジックテープ蓋を付けることとする。 前合せは，面ファスナーでマジックテープ止めとする。 胸部と腰部に左右各一個のマジックテープ止め雨蓋及びマチ付きポケットを付ける。 背面に三行で「茨城」「稲敷消防」「INASHIKI F.P.D.」と標示する。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 防火衣(ズボン) | |
地質 | 防火衣(上衣)と同様とする。 | |
製式 | 長ズボンとし，両大腿部外側にマジックテープ止め雨蓋，マチ付きポケットを各一個付ける。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 防火長靴(編上げ型) | |
製式 | 足首部分に締め紐付きとし，先芯入り踏み抜き防止鋼板入りゴム製編上げ型とする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
品名 | 防火ヘルメット | |
色又は地質 | 金色又は銀色とし，焼付塗装でクリアー仕上げとする。 繊維強化プラスチック又は堅ろうな材質とする。 | |
製式 | フリッツ型とし，着装した状態で上方前面・側面・後部から強い衝撃に対し着装者の頭部を保護できる構造とする。 防火衣と同生地，同色のシコロ付きとし，フェースシールド付きで，シールドを下げた状態で視野を妨げず，前方からの注水に対して顔面を保護できる構造であることとする。 あご紐は合成繊維とし，調整金具付きとする。 形状は，服制図のとおりとする。 | |
標示 | 帽の両側面には，黒色「稲敷消防」のステッカーを標示する。 | |
服制図(数字は寸法を示し，その単位はミリメートルとする。)
冬制帽 | |||||
女性 | |||||
| |||||
男性 | |||||
| |||||
消防章 | き章 | あごひも留め消防章 | |||
|
|
| |||
周章 | |||||
| 消防正監 消防監 |
| 消防司令補 | ||
| 消防司令長 |
| 消防士長 消防副士長 消防士 | ||
| 消防司令 | ||||
階級周章
階級章 | |
消防正監 | 消防司令補 |
|
|
消防監 | 消防士長 |
|
|
消防司令長 | 消防副士長 |
|
|
消防司令 | 消防士 |
|
|
消防長章 | 前金具 |
|
|
袖章 | |||
消防正監 | 消防監 | 消防司令長 | 消防司令 |
|
|
|
|
消防司令補 | 消防士長 | 消防副士長 消防士 | |
|
|
| |
冬制服 | |||
| ボタン | ||
| |||
スカート | キュロットスカート | ||
|
| ||
夏制服 | ||
| ||
スカート | キュロットスカート | |
|
| |
エンブレム
雨衣
活動服
ヘルメット
感染防護衣
救急服
救急救命士病院研修用スクラブ
救助服
ジャンパー
防火衣
防火長靴(編上げ型)
防火ヘルメット
