市町村等職員共同研修実施計画
1 基本方針
市町村を取り巻く環境は,少子・高齢化,国際化の進展などにより大きく変化し,住民ニーズは多様化,高度化 しています。
このような社会情勢の変化に柔軟かつ弾力的に対応のできる人材の育成及び市町村が新しい時代を迎えよう とするなかで,地域の特性や住民の行政政策を遂行するためには,職員の資質・能力向上が極めて重要となっています。
こうしたことから,圏域市町村における人材育成を効率的・効果的に行うため,市町村等職員共同研修を実施するものです。
2 研修の目的
(1) 公務員としての責任感や使命感,仕事への意欲などの高揚を図るとともに,職務遂行に必要な知識や技能の向上を図る。
(2) 行政環境の変化に柔軟に対応し,地方分権の時代に対応できる職員を育成するため,政策形成能力・接遇能力の向上を図る。
(3) 広域研修を生かした幅広い人的交流と情報交換を図る。
3 研修構成団体(7市町村5組合)
龍ケ崎市・牛久市・稲敷市・阿見町・利根町・河内町・美浦村
龍ケ崎地方衛生組合・龍ケ崎地方塵芥処理組合・江戸崎地方衛生土木組合・茨城県南水道企業団・稲敷地方広域市町村圏事務組合
4 研修体系
<一般研修>
第1部職員研修 |
自治体組織の一員であることを自覚し,自己分析・基本的人間関係について学び自己啓発の動機づけを行う。 |
第2部職員研修 |
職場の中堅としての役割を認識するとともに,多様化する行政需要に対応する知識・技能を習得する。 |
新任係長研修 |
監督者としての責任を自覚させるとともに,監督者として必要な監理監督に関する理論と技能を習得する。 |
現任係長研修 |
変化し続ける環境変化の中,リーダーに求められる役割を多面的に捉え,変革実現に向けての実践力を身につけ,部下育成にも役立てる。 また,仕事で直面する問題について,問題を発見し特定する力,真の原因を追究する力を身につけ,解決する順位・対策等,その整理方法を習得する。 |
現任課長補佐研修 |
自分自身の立場・仕事を振り返り,課長補佐としての役割を認識する。 限られた時間の中で業務効率を高め,最大限の成果をあげるための手法を理解する。 また,コーチングスキル,及びメンタルヘルスに関する知識を習得し,ストレスへの対処の知識と方法を身につける |
現任課長研修 |
管理職に求められる役割を組織的な立場から改めて認識し,成果をあげる管理職として必要なマネジメントスキル「1.部下指導・育成力,2.業務管理力,3.目標管理力,4.リスク管理力」を習得する。 |
<特別研修>
法制執務(前期) |
条例,規則等に対する理解を深め,行政課題についての条例の制定等,法務能力の向上を図る。 |
政策法務(後期) |
地方分権における自治体職員のあるべき姿を考えさせ,憲法,地方自治法を中心に,法的根拠を確認し,地域独自の法解釈と運用を実践することの重要性を理解させる。 |
窓口サービス向上 |
自治体における接遇の重要性を認識し,住民との対応について実習をとおした研修で接遇能力の向上を図る。 |
お問い合わせ
稲敷地方広域市町村圏事務組合 管理課
〒301-0837 龍ケ崎市3571番地の1
電話 0297-64-3741